SEMINAR
日本企業の「持病」としてのシニア不活性
<働かないおじさん>を再生産させない人事管理とは
5.20Fri14:00~15:30
パーソルキャリアコンサルティング主催 オンラインセミナー
日本の伝統的な人事管理は、中高年の不活性化と過剰処遇の問題を常に抱えてきました。
現在もまた高齢化問題に苦しむ日本企業ですが、残念ながら人事担当者の
「目に見える範囲」の処方箋にとどまっており、根本的構造への目配りが欠如しがちです。
その結果、流動化促進やリストラ策など、外部労働市場に依存する施策が幾度となく繰り返されてきました。
拙著『早期退職時代のサバイバル術』(幻冬舎)では、この問題の背景には
「働かない」「帰らない」「話さない」「変われない」という、
より射程の広い「4ない問題」があることを指摘しました。
社会的に再生産され続けるこの構造を対処療法ではない形で解決するために、
企業の人材マネジメントのどの部分を変える必要があるのか議論したいと思います。
プログラム
- ■講演
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・中高年不活性化課題の現状
・日本の中高年が抱える「4ない問題」
・「働かない」「帰らない」「話さない」「変われない」はいかに生まれるか
・処方箋としての「対話」の仕組みづくり
スピーカー
小林 祐児氏 こばやしゆうじ
株式会社パーソル総合研究所 上席主任研究員
上智大学大学院 総合人間科学研究科 社会学専攻 博士前期課程 修了。
NHK 放送文化研究所に勤務後、総合マーケティングリサーチファームを経て、2015年入社。
労働・組織・雇用に関する多様なテーマについて調査・研究を行っている。専門分野は理論社会学・社会調査論・人的資源管理論。書籍に『早期退職時代のサバイバル術』(幻冬舎新書)など多数。
開催日
日時 | 2022/05/20 |
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時間 | 14:00~15:30 |
定員 | 100名 |
参加費 | 無料 |