SEMINAR
ハラスメント行為が疑われる社員へのカウンセリング
~被害者へのケアだけでなく、予防と再発防止を考える~
1.29Mon14:00~15:30
2020年(令和2年)6月1日より、職場におけるハラスメント防止対策が強化され、パワハラについて法律で規定し、その防止措置を企業に義務付けることが法律で決まりました。
ハラスメントは「上司から部下へ」のケースが最も多く、対策においては「相談窓口を設置した」「研修会を実施した」という企業は多いものの、「再発防止策」や「疑わしい人への予防」を対応している企業は少ないことがわかっています。
ハラスメントの行為者は、被害者からの申し立てがあるまで、自身の行いやふるまいが間違っていたという認識は高くありません。多くは、部下である若手とのギャップ(育ってきた職場環境、当たり前と感じていた他者との接し方など)から生じるケースがほとんどです。
また、ハラスメント認定の判断は難しく、行為者に対する事実調査の結果、白黒はっきりつけられないケースが多いことが実情です。
申し立てはあったが、ハラスメント認定とならなかった疑わしい人へは、どのようなケアをすれば良いのでしょうか?
ハラスメントの予防や再発防止では、行為者に対して同じような行動を起こさないためのケアや、自覚意識のパラダイムシフトが重要です。
本セミナーではハラスメントの予防と再発防止を目的に実施しているハラスメント加害者/行為者や疑わしい方へのキャリアカウンセリングに焦点を当て、ハラスメントの調査結果を交えながら、疑わしい人を加害者にしないケアについて考えていきたいと思います。
このような方におすすめです
- 社員の人材育成に関する部門の責任者の方
- 社員のキャリア形成支援を企画・推進している人事部の方
- 事業部で社員の成長支援施策を企画している事業部人事の方
プログラム
- ■講演
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ハラスメントはなぜ発生し、どんな影響があるのか
ハラスメントが及ぼす影響
ハラスメントに対する会社側の対応
ハラスメントを理由とした離職 -
上司とハラスメントの関係
上司行動とハラスメントの関係
ハラスメント被害の実態
ハラスメント対策の概観 -
疑わしい人を加害者にしないケア
ハラスメント行為者向けカウンセリング
ハラスメント認定について
カウンセリングのケース
スピーカー
髙木 和宏氏
パーソルキャリアコンサルティング株式会社
キャリアコンサルティング部
キャリアカウンセラー
電気・電子回路設計会社(技術職)で14年、技術系派遣会社(営業・労務管理・キャリア開発)で14年の経験をそれぞれ経て、2008年よりキャリアカウンセラーとして再就職支援に従事。セミナー講師、キャリア相談、外部企業カウンセリングルーム相談員、スーパーバイザー、キャリアコンサルタント養成講座講師・実技指導員等キャリアに関する業務など、幅広く活躍。
山口 裕二氏
パーソルキャリアコンサルティング株式会社
キャリア支援本部 カスタマーサクセス部
担当部長
1967年神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業後、通信事業者に10年間勤務。主に移動体通信事業の代理店網の立ち上げやサービス企画などを担当。2001年3月にビジネス・ブレークスルーに入社。 企業研修部門に所属し、大手企業を中心に次世代リーダー育成や研修体系の構築支援などコンサルティング業務に従事。また、現役・元アスリート マインドセットプログラム A-MAPのラーニングアドバイザーとして第1期~第3期(現在)に参画。2022年9月に一般社団法人Sports Caresの理事として立ち上げに参画。2022年10月にパーソルキャリアコンサルティングに入社、ミドルシニアの活躍支援・キャリア自律支援に関する法人営業・研修企画の仕事に従事。
開催日
日時 | 2024年1月29日(月) |
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時間 | 14:00~15:30 |
定員 | 100名 |
参加費 | 無料 |
場所 | オンライン(Zoomウェビナー) |